2013年08月27日
母との日々 46
私の心の中で
いろいろな思いが巡っていく。
今の形は
決して母の望むものじゃなかった。
寝たきりになって皆に迷惑かけるなら
一層のこと死ぬ方がいいと言っていた母。
だから一番避けたかったこと。
皆に迷惑かける、それもあるだろうが、
自分自身もほんとにイヤだろう。
私だってイヤだ。
曲がっている手首について
整形の先生から返事が来た。
「屈曲拘縮 くっきょくこうしゅく」
つまり、寝たきりや病気等によって、
関節が固まって動きにくくなること。
特に母はパーキンソン病をもっていたのと
発熱等で寝たきり及び栄養不足もあったので
あっという間に進行したようです。
詳しくはこちら
http://www.ec-knt.jp/tsuusho2011/bunkakai/pdf/06_1.pdf
寝たきりになることによって、
いろいろなオマケが付いてくる。
屈曲拘縮になってしまった以上、
動かそうとしたら激痛が走る。
あぁ 望まない形で
これからどれだけの時間が流れるのだろう。
生きていてほしいと思う半面
寝たきりの母を見ていくのはもっと辛い。
母は、自分の置かれている立場が理解できているようで
出来ていない。
体が動くと思っているのだ。
手さえも、足さえも動かせない。
唯一、ほんの少し、首を動かせるだけなのに。
昨日も『鍵を貸して』と言った。
自分で運転して帰るみたいな、そんな感じだ。
「ダメダメ」と否定ばかりするのも可哀想で
母を落ち込ませないように会話も神経を使う。
母の病室に行くのが
少し重たくなってきました。
どう、上手く会話をするか、
それが今の私の課題です。
Posted by tammy at 13:48
│母の病気