2013年07月01日

ホテル・ルワンダ 長文です


下書きのまま置いていた記事を先にアップします。

何年か前に観た映画「ホテル・ルワンダ
みなさまはご存知でしょうか。

たまたま見た日テレのTV番組「世界一受けたい授業」に
その映画の主人公であるポール・ルセサバギナ氏が出演されました。

彼は1994年にアフリカのルワンダで内紛による大虐殺が起きた時、
ルワンダの首都にあるホテルで副支配人として働いていました。

彼の機転で1268人の人々を救った勇気と良心を描いたものですが

映画の中では生々しいシーンがたくさんあり
見ているのも辛くなるような悲しい悲しい現実で
見終わった後、なんとも言えずにドッと疲れたのを覚えています。

さて・・・そのむかし
ナチスドイツが多くのユダヤ人を虐殺したのは
知っている方も多いかと思います。

このルワンダの虐殺も特定の人々を狙いました。

それは「ツチ族」

例えば今、南朝鮮と北朝鮮があって
その祖先は一緒ですよね。

南北が分かれてしまった故に
分けられて考えられる人種になってしまいましたが
でも、実はどちらも朝鮮人。

それと同じく
この「ツチ族」にも同じ祖先の「フツ族」があり
人々は仲良く暮らしていたんです。

では、なぜそれが分けられたか。

世界一受けたい授業の番組内で
「ツチ族とフツ族がどうして争うようになったのですか?」

司会者が問うとポール氏は投げかけた。
「逆に聞くが、ツチとフツは何が違うと思いますか?」って。

「宗教?」一人の若い男性が答えると
ポール氏は静かに語り始めました。

宗教も民族も人種に関しても、ツチとフツにまったく違いはない。

民族ができたのは、植民地時代、
ベルギーをはじめとするヨーロッパ諸国が、
ルワンダ国民が一致団結することを恐れて、
国民のそれまでの生業から「なんとなく」民族を分けたことに始まる。


そして映画の一番の論点。

フツ族である彼が妻を含むツチ族もフツ族も関係なく
1268人もの人を匿い、どうして殺されることなく救うことができたのか。

何が人々を守ることができたのか。

フツ族がホテルを襲撃した時、
最後にはフツ族の軍事司令官がポール氏を守ったのだという。

司令官はなぜツチ族を匿った彼を守ったのか。

それはポール氏がホテル・マネージャーとして、
長きにわたり「信頼の貯金」をしていたからだという。

彼は日頃から、ホテルのゲストと酒を酌み交わし
時間を見つけてはともに話を楽しむようにしていたと。

そしてその常連客の中には司令官もいたと言うのだ。

常日頃から人との信頼関係をつくっていたことこそが
人々を救うことができた大きな理由だとポール氏は言った。

「信頼の貯金」

人と信頼関係を築くことの大切さ
何事に置いても、一番大切なことかもしれません。

本当に偉大な人です。


ホテル・ルワンダ(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%80



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