2013年05月28日
母との日々 32
母の担当のケアマネから電話があった。
私の元同僚なので
私としてはとても安心している。
彼女の介護や福祉に対しての情熱。
そして介護される側の気持ちを最優先しているのが
ほんとに素晴らしい!
今日
退院後の母の相談に行ってきた。
地域包括支援センターから彼女に電話があったらしい。
家で看るのは負担が大きすぎるので
介護認定の変更届を出して行く所を決めてほしい。
みたいな。
その相談の話しの中で
彼女の話は魅力的で面白く
彼女がいる限りは
ここにいる利用者さんは幸せだと
つくづく思った。
生死に関わること以外は
何でもやらせてあげるのが彼女のモットー。
家に帰りたいと言ったら帰らせてあげる。
今までそれで家に戻った人はいないらしい。
見たら納得。
家に入ったら納得。
一人暮らしの人ならば
その心細さを知っているから
絶対戻ってくる。
それに散歩に行きたいと言ったら
一緒についていく。
今はしょっちゅう外食に行くよ。
夜寝ない~と言って入ってきた人は
夕方の6時に寝て夜中の2時に起きる。
それがその人のパターンだから
それもOK。
tammyちゃん、考えてみ。
毎月10万以上のお金を払って
あれもダメ、これもダメ。
拘束されっぱなしで
自由に外にも行けない。
私だったら絶対イヤやわ~。
だから、可能な限り
私は利用者さんの立場に立って
望むことをさせてあげるんよ。
でも喧嘩もするよ。
職員と利用者さんと(笑)
それでええと思ってるんよ。
利用者さんが
言いたいこと言わなくなったら終わり。
どんどん言って
喧嘩して
仲直りして
家に戻っても
やっぱり帰ってきてくれる。
それでいいんと違う?
こんな感じの会話が延々と続いて
私は聞いてて彼女に痺れてしまった!
あぁ、母も彼女の元で看てもらいたいなぁって。
あいにく満杯なので
それは無理だけども
こういう介護が理想だよなぁ。
なんだかなぁ~
母の思わぬ早い介護人生が始まり
私もいろいろ考えさせられます。
人の尊厳をどこまで守れるのか。
望むことを、
最後の最後までさせてあげたい。
私ならそう思うだろうなぁと思いつつ
時間が来たので仕事へ行って来ます。
Posted by tammy at 20:27
│母の病気