2013年03月24日

母との日々 15


実は先日。
思い立って勤務先へ母の相談に行ってきました。

つまりは入居の相談。

何だかその時は
すごく自分が追い詰められている気持ちと

またそれ以上に
母の為にもそれがいいのでは・・・と

何度も何度も考え
何度も何度も、いやもう少し・・・

その繰り返しの中で
「これでいいんだ!」と

半ば強引に思いこませて相談に行ったのです。


でも・・・それからの母、
少し行動が上手くなってきたような気がします。

パーキンソン病ゆえに
動作は遅く、バランス感覚も悪く、

先日出来ていた洗濯物の干し物が
今は怖くて出来ないと言う。

でも、そのあくる日には
ちょっとだけだけど、干せてる。

また、慣れた自宅だからか、
歩くのが随分マシになっている。

洋服の着替えも
先日は出来ない出来ないと私を呼んだのに

今は頑張って何とかやっていて、
ほんとに出来ない時だけ呼ぶ感じだ。


んんん?
なになに、もしかして私の思い察してる?


実は胸膜炎の病気になってからこっち。
私の夜勤を快く思っていない母。

その夜だけは誰にも頼れないという不安に襲われ
先日などは一晩中起きていたという。

ベッドに上手く寝る事が出来ず
またトイレに行っても
上手くズボンをあげることができないのだ。

朝帰ったら、不安だらけを訴えたので
それならば私の勤務先の施設に入ってみない?

いつでも誰かがいるから
その不安は解消されるよ。

あと誰とも接しない今より断然刺激があって
いいよとも言ってみたのだ。

それからか、
何だか少しずつだけど
自分で出来るようになってきたのだ。


私の考えすぎだろうか。

確かに、施設に喜んで入る人なんていないだろう。

昔からの悪いイメージが
どうしても浸透していると思うから。

また、健常人でも「老い」を意識した時、
物悲しくて寂しくて不安があるというのに
病気持ちの者にとったら尚更ではなかろうか。

「自分はどうなっていくのか」

施設に入る事によって
そういう別の不安に包まれてしまうかもしれない。


とにかく、今の母は少し頑張っている。
出来なかったことが出来るようになっている。

でもでも、その反対も有る。

特に洗濯物を畳む時。
以前は売り場に並べるような綺麗な畳み方を
していたのに今では畳めない。

また物の使い方も時々忘れるようだ。


さて、どうする。
毎日迷っている。
ほんとに どうする?

母の事を決められるのは私しかいないよ。

どうする、tammy ?





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Posted by tammy at 16:30 │母の病気