2013年03月18日

母との日々 10


あまりに疲れてしまって
ブログの更新さえも面倒だった。


夜勤明け。
帰ってすぐに寝られるわけじゃない。

ワンコ達のこと
母のこと
家事もろもろ

黙々とそれらをこなさなくては
自分の寝る時間などやってこないのだ。

ふっと座ったパソコン前の椅子。
ついウトウトしている自分がいた。

そんな時に母の声で意識が戻る。

「そんなところで寝ていないで
布団で寝てきたら・・・」と。

ムッとする自分がいた。

どうして寝られないのか
母は分かっているのだろうかと。


そうしてどんどん醜い自分に出会う。
優しさの微塵も無い。
イライラした気持ち。

だけど、そこで又自己嫌悪にも陥る。
自分と言う人間に対して。

つくづく思った。

仕事では優しく出きるんだ。
仕事では。

それは決められた時間内で
他のスタッフもいて助けてもらえるという
余裕と安心感所以なんだと。

でも、家ではそうはいかない。
余裕や安心感など、何処にもないのだ。

まして自分の親の事。
パパさんに頼むにも悪いと思ってしまう。
また母も気を使うだろう。

娘は、
と言っても毎日仕事なので
無下に頼めない。

おまけに自室に入ったら最後。
自分の趣味の世界に没頭だ。

とはいえ、
その趣味の世界をプロとして歩めないかと
私は応援しているので
それはそれで致し方ない。

それでも時々は声かけはしてくれるし
何かあったらあったで娘にお願いできるので
やっぱりそれはそれで有り難い。

でも、ほんとは私のやるべきこと。

唯一、救われているのは
この状況を
パパさんは広く受け止めていてくれることだ。

私が寝坊しても怒らないで
そのまま寝かせていてくれる。

むしろ家の鍵をそっとかけて
仕事に行ってくれている。


起きなくちゃと、
頭では分かっているのだが

夜勤と言う仕事に行き始め、
また夜中に母に起こされる私を
気遣ってくれているのだ。

パパさんの優しさに
今、一番癒されているのかもしれない。



むかし 世の中に
こんな短気な人がいるのだろうかと
いつもビックリしていた若い頃の私。


一緒に買い物に出て
出先で置いていかれたことが2度。

その内の1回は
6ヶ月の身重の私と2歳の娘を
真冬の寒い夜に置いていったんだよね。

すぐに腹を立てる人だったので
私は一体何が気に入らなくて怒るのか
それが不思議で仕方なかったぐらい。

思い出せば、そんな事がいっぱい(笑)

よくぞ離婚しなかったなぁって
自分を褒めてあげたいと思った事もあったけど

今の随分と穏やかになったパパさんをみると
有り難いなぁって。

その一言に尽きます。

母をこうしてみていられるのも
パパさんのおかげ。

ほんとに有り難いことで
こんな日が来るとは思ってもいなかった。


ありがとう、パパさん。
感謝いっぱいです。

って、あれ?

今日のブログはパパさんへの思いになりました(^_^;)



ちなみに今のパパさんしか知らない人からしたら
昔のパパさんなんて想像もつかないと思います(笑)




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Posted by tammy at 23:50 │母の病気