2013年03月14日
母との日々 9
前回ご紹介した本。
【送料無料】医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 [ 近藤誠 ] |
読み終えました。
読んで良かったです。
ぜひレビューをご覧ください。
この本のご意見が伺えますので。
とどのつまり
命は一つですものね。
愛しくて
執着して当たり前です。
だけど、それだからこそ、
知っておいた方がいいよというお話しで
良いお医者様を選びましょうと、
そういうことも含め
ちょっと原点に戻った気持ちになりました。
母の町医者の主治医ですが
診察券に病院の電話番号と共に載せているのが
自宅の電話番号と携帯番号。
最初、ビックリしました。
何でも患者さんの不安を取り除く為とか。
不安が一番悪いのだとも。
実際、自宅や携帯にかかってくる事は
少ないそうですが
それでも患者側からすれば
いつでも連絡がつく、
という安心感がどれほど心丈夫なことか。
こんな先生は初めてです。
患者を、家族のように思ってくださる。
良い先生に出会ったなと思っています。
あと世の中、氾濫する情報が多い中
何が本当なのか、それを知る事が大事とも。
今はインターネットという
便利なものがあるのですから
大いに活用したいですよね。
と書きつつ、
昔の非常識は今の常識。
またその反対も有りけり。
正しいと思っていた事が
間違っていることだって多々あるしね。
難しいですね。
さて、この本の最後に書かれていた事は
「リビングウィル」の紹介。
自分の死に際にどういう治療を受けたいかを
判断能力のあるうちに文章にしておくことで
まだ法的な力は無いそうですが
それでも家族や医師に、
延命治療についての自分の意思を伝えられる。
「どう死にたいか」
なるべく具体的に書いて身内の同意ももらっておく。
あぁ、大事だなぁと思いました。
どれだけ口で言っていても
文章にする方が残された家族は納得する。
諦めもつく。
本人の意思なのだと。
自分らしく人生を終える。
目指したいものになりました。
とはいえ
今は母が先なのですが・・・
どうにも薬の副作用がきつく、
医師に連絡して
今日明日の薬はストップさせてもらった。
38キロしかない母の体重が
また痩せるのではないかという恐怖。
4年前、再び同居を始めた頃には
53キロ程あったのだが
パーキンソン病になって
あっという間に痩せてしまった。
そして今回の結核性胸膜炎で
更に4キロ痩せて38キロだ。
今日もご飯が食べられないと言う。
ほんとに少しだけしか食べていない。
何だか体力の問題が先のような気がしてきた。
Posted by tammy at 16:56
│母の病気